燃費を上げたい
燃費を良くしたい
燃費がいい車に乗りたい
燃費が悪くて困っている
ああ~燃費!
25年前のガソリン価格
頭文字Dが流行ったころはガソリンがメッチャクチャ安くて
ガソリン代なんて気にしなかった記憶があります。

なんて言ったってレビュラー80円
軽油は63円ですよ
今や2倍です。
あの頃の普通自動車の燃費はリッター10くらいが普通だったかと思います。
高級車とか高排気量車とかロータリーとかはリッター5とかもありましたね。
それでもこの価格だったから乗れていたのかもしれません。
今はレギュラー160円くらいなので
ちょうど2倍ですね。
ハイブリッドカーに乗ってリッター20だ!やった!
と喜んでいたとしても、あの頃のガソリン車のコストと
何ら変わりないのが現在の実情です。
そうです。
低燃費になったメリットはガソリン代の高騰で帳消しになっています。
しかし、そうは言っても低燃費を目指すことはいいことです。
ガソリン代が高騰したということは、低燃費によるお財布の負担減への影響は大きい!ということでもありますからね。
究極の低燃費
燃費向上を突き詰めるとどうなるのでしょう?
答えは簡単です。
燃焼効率が一番いいアクセル開度で固定すること
これに尽きます。
ただ、そんなことは不可能なので
ちょっと視点を変えて考えましょう。
そして実行しやすい表現にします。
できるだけ止まらないこと
現実的に燃費を追求すると
究極的な答えはこれになりますね。
できるだけ止まらない
作り出したエネルギーを使い切る!
という感じの考え方です。
そしてそれを実際に形にしているのが
トヨタが生み出したハイブリッドカーですね。
エンジンが作り出したエネルギー
ブレーキをかけるとせっかく作ったエネルギーを消し去ってしまいます。
そこで、回生ブレーキというもので
エネルギーを回収して電気エネルギーに変換する
回収した電気エネルギーは
モーターを使って再度車の動力として活用する
これがハイブリッドカーがやっているエネルギー活用法ですね。
止まらないを徹底しているトラック
大型のトラックって、信号待ちでできるだけ止まらないように運転します。
よくノロノロ走りをしてピタッと止まらないようにしていますよね。
エンジン車が一番苦手、というか燃料を消費するのは発進時だと言われています。
ゼロイチって言うのかな?
ハイブリッドカーはそこの最初の発進時をモーターで動かしています。
それこそが、ハイブリッドカーのキモの部分だそうですね。
ちょっとだけでもモーターで発信するだけで燃費は向上する。
エンジン車の場合、燃費をよくするためには
止まらないを徹底することです。
信号が多い道路よりも、信号のないバイパスは燃費が良い
高速道路は燃費が良い(飛ばさなければ)というのは
ブレーキを使う機会が少ないからです。
高速道路で燃費が悪くなる
逆に、高速道路を走ると燃費が悪くなる車があります。
そう、ハイブリッドカーです。
高出力のモーターを積んでいて、高速でもモーター駆動ができるなら燃費は良くなりますが
多くの場合、ハイブリッドカーは時速60kmまでのモーター駆動が設計上の数字です。
80kmオーバーの高速走行だと、エンジン駆動が殆どになるため
モーター駆動の恩恵をあまり受けることができません。
ということで燃費は悪くなってしまう傾向があります。
まあ、バッテリーの電気が溜まっていきますので
高速を降りてからの燃費は向上するでしょう。
しかしながら、ハイブリッドカーの燃費は
車種によって異なるでしょうが、時速60キロくらいが最も効率がよいと思われます。
ブレーキの踏み方
燃費を上げるためにいちばん重要なことは
ブレーキをどう踏むか、ということです。
できるだけ踏まない、が正解で
エンジン車はそれに尽きます。
できるだけブレーキを踏まない運転をしましょう。
遠くを、先を見てアクセルを踏むか離すか、ブレーキを踏むかどれくらい踏むか
ということを予測しながらできる限りのノーブレーキ走法をすることが究極の低燃費運転です。
一方、ハイブリッドカーの場合はブレーキも踏み方次第です。
というのも、ハイブリッドカーは回生ブレーキを使っているので
ブレーキパッドはほとんど使われていないからです。
ハイブリッドカーは、強くブレーキを踏むと(急ブレーキなど)
ブレーキパッドを使った通常のブレーキが働きます。
しかし、通常の減速時の多くは回生ブレーキとなっています。
回生ブレーキはエネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリーに充電してくれるので
悪いブレーキではないです。むしろ良いブレーキです。
この回生ブレーキをできるだけ有効に活用するには
ブレーキを強く踏まないようにする、ことが重要です。
ブレーキを強く踏むと回生ブレーキではなく通常ブレーキもかかってしまう。
ですが、弱く踏んでいる限りは回生ブレーキが働いて
電気エネルギーを回収してくれています。
最終的に車が止まる直前に、ブレーキが「キュ」っとかかる経験
特に雨の日に、止まる瞬間にガクッってなって経験
ハイブリッドカーに乗っていたらあると思います。
あれが回生ブレーキと通常ブレーキの狭間です。
車を停止させる際、あの通常ブレーキを最後の最後まで出させない
そういった運転がハイブリッドカーで燃費をよくするコツです。
そんな運転ができるようになればリッター30キロも夢ではありません。
