カーボン対策 低燃費 エコカー エンジンオイル交換 選択肢

低燃費のエコカー(直噴エンジン)
超低燃費のハイブリッドカー

低燃費が特徴の直噴エンジンが流行りだしたのはD-4エンジンからだと思います。
低燃費に対する技術開発はどんどん進み、現在のハイブリッドカーにも受け継がれています。

現在、一般的な乗用車の多くは直噴エンジンのようです。

低燃費エンジンの欠点

直噴エンジンのやっかいな欠点は
オイル消費とカーボンの堆積です。

直噴エンジンはアクセルオフ時に燃焼室内が負圧になってしまうことで
エンジンオイルが燃焼室内に吸われてしまう欠点があるそうで
近年のエコカーの注意点の一つに、オイル消費が多くあるようです。

燃焼室内にエンジンオイルが入り込んでしまうと言うことは
エンジンオイルもガソリンと混ざり燃焼してしまうわけで

エンジンオイルの燃えカスであるカーボンの発生が問題になっています。

しかも、この燃えカスであるカーボンは燃焼室の先だけでなく
吸気バルブの手前、スロットルバルブまで影響を及ぼします。

バルブ周辺にカーボンが堆積することで、アイドリングが不安定になったり
エンストしてしまったり、エンジンの効率が落ちて燃費が悪化してしまったり

悪いことがたくさん起こります。

原因はエンジンオイルとオイル添加剤

カーボンの原因になっているのはエンジンオイルそのものや
エンジンオイル添加剤などです。

燃焼室内に吸われてしまうのは避けられませんので
対策としてはエンジンオイルや添加剤を見直すしかありません。

従来までのエンジンオイルやエンジンオイル添加剤は
カーボンやスラッジの原因になる成分が含まれています。
というか、カーボンやスラッジのことをあまり意識して作られていません。

良かれと思って使ってきたエンジンオイルやエンジンオイル添加剤
実は、車のカーボンの原因になっていたかもしれません。

低燃費車向けのエンジンオイルと添加剤

低燃費車向けのエンジンオイルは、やっと最近になって出てきました。
エンジンオイルのグレードは
SA、SB、SC、SD~
と、アルファベット順に進化してきていますが、
低燃費車向けのエンジンオイルのグレードは2018年に設定された

SN PLUS以降のグレードです。

2022年現時点で確認できるのはSN PLUSとSPグレードがそれに相当しています。

より詳しく言うとLSPI対策に対応していれば、カーボン対策されているオイルです。

LSPI対応のエンジンオイルであれば、
燃焼室内に吸われて燃焼してしまっても、
カーボンの発生が抑えられるようになっています。

長い年月、長い距離付き合う車ですから
ススも積もればトラブルになります。

トラブル防止のためにはLSPI対応のオイルを使うようにすると良いでしょう。

LSPI対応のおすすめオイル

LSPI対応オイルとして私が通っている自動車整備工場がおすすめしているのは
ワコーズ プロステージSでした。

これ


粘度がいくつかありますが、
高粘度の0W-30を強く勧めています。

なぜかと言うと、低燃費車はエンジンオイルが燃焼室に吸われてしまう問題と
もう一つ、ガソリンがエンジンオイルに混入してしまう問題も増えているからだそうです。

オイル交換をした際に
・抜き取りオイルが増えている
・ガソリン臭がする

そんな現象が見られた際は、
エンジンオイル内へのガソリンの混入の可能性があります。

結果、エンジンオイルがシャバシャバになり
エンジン保護性能が劣化します。

それを防ぐためには、粘性の高いオイルを使うことが有効だそうです。

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