トヨタ アクア 顔つきの変化の変遷

今や国民的大衆車コンパクト部門で大賞とも言えるトヨタのアクア
2021年7月にフルモデルチェンジしました。

初代は2011年に発売され、2021年まで実に10年間、モデルが販売され続けていました。
しかし、マイナーチェンジのみで同じラインナップだとは言え、トヨタさんは少しずつ顔ぶれを変更します。その変遷を追ってみましょう。

2011-2014年モデルDAA-NHP10

DAA-NHP10 : 2011-2014

初期の顔つきは台形のグリルです。
丈夫に横バーのようなデザインが入っています。
バーは時期やモデルで少し変化があり、後期になると黒いバーで大きく台形が開いた形に見えるものもあります。
なにはともあれ、グリルの開口部が少ないデザインは初期のアクアということになります。

2014-2017年モデルDAA-NHP10

DAA-NHP10 : 2014-2017

大きな枠で見ると中期モデルとでも言えばいいでしょうか
台形だったグリルデザインは六角形のような形になりました。
何かが口を開けているようにも見えます。
真っ黒に見えますが、よく見ると横バーは健在です。
型式は変わらず DAA-NHP10のままです。

2017-2019年モデルDAA-NHP10

DAA-NHP10 : 2017-2019

大きな枠で見ると後期モデルと言えばいいかと思います。
六角形な感じだったグリルデザインは丸みを帯びています。
そしてバンパー下部は黒塗装が施されて、切り込みが入っているようなデザインになりました。
真っ黒に見えますが、よく見ると横バーは健在です。
型式は変わらず DAA-NHP10のままです。

2019-2021年モデルDAA-NHP10 6AA-NHP10

DAA-NHP10 6AA-NHP10

最終の2020年モデルは型式が変更されて6AAとなります。
これは2021年7月のフルモデルチェンジした型式の頭型式と同じになるので
既にモデルチェンジを匂わせていたのか、それとも、流れとしては6AAからは新型に寄せて来ていたのか、そんな推測をしてしまうところです。

グレードにもよる可能性が高いですが、バンパー下部が黒塗りではなく
銀色のメッキ加工になっています。黒塗りよりも少し高級感を感じますね(笑)
それ以外は特に変わった点もなく同じ形状に感じます。

2021年~モデルMXPK1#型

MXPK1#型

フルモデルチェンジしましたが、
顔を見る感じは、大きく変化があるようには見えません。
ちょっと全体的に顔が横に広がった感じに見えます。

大きな変化としては、バッテリーが改良されたことでしょうか。
高出力な「バイポーラ型ニッケル水素電池」を採用し、バッテリーの駆動範囲を広げたようです。

アクアの年式を顔で見分けるには

アクアの年式を顔で見分けるのは、とても簡単ですね。
グリルの形状です。

初期は台形
中期は六角形
後期は丸みを帯びた六角形

ライト形状も多少変化ありますが、
それ以上にグリルです。

グリルを見るだけで大体の年式が分かってしまう。
これがトヨタのいいところ?いや、戦略でしょうね。

同じ型式の車でモデルチェンジをしていなくても
なんとなく古い~新しい、という印象を与えている
そんなトヨタの戦略はすごいなと思います。

ただ、昔と違って今の車は、性能だけで選ぶ時代ではないと思います。
好きなデザイン、好きな機能、好きな性能…

特にデザインは重要ですよね。
私は個人的には台形グリルで横バーが黒いデザインが好きです。

では、お好きなアクアを見つけてみてください。

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