モリブデン添加剤 種類 違い エンジンオイル

エンジンオイル添加剤としてモリブデン系と言われるものがあります。
私もしょっちゅう使っています。

最も気に入っている効果としては「静粛性の向上」です。
古くなってくるとエンジン音も大きくなってきますが、
オイル添加剤を入れると若干静かになります。

また、燃費についても気持ち程度ですが向上します。
オイル交換毎に入れても燃費が向上してくれれば
添加剤の費用は相殺されるので価格があまり気にならなくなります。

ということで、モリブデン系のエンジンオイル添加剤
結構使っています。

しかし、少し前にしりましたがモリブデン系にも2種類あるようです。
・2硫化モリブデン
・有機モリブデン(液化モリブデン)

の2種類です。

2硫化モリブデンはモリブデンが固形の状態で含まれています。
色は黒で、沈殿したりしますから見た目にムラがあります。

以前はこちらのオイル添加剤などが一般に販売されていましたが
ここ数年でめっきり姿を見せなくなりました。

二硫化モリブデンは固形物質なので、オイルラインで目詰まりを起こすとか
そういったトラブル(聴いたことはないけれど)を心配する声があります。

たしかに、固形物を長期間入れたら問題が起こりそうな気もします。
ですが、それよりもスラッジとかカーボンとかの固形物もたくさんオイルには含まれますから
そう考えると特に気にすることでもないような気もします。

有機モリブデン(液化モリブデン)は、その名の通り
モリブデンは液化している状態だそうです。

液化モリブデンは、エンジンの燃焼室近くでその効果を発揮するそうです。
液化モリブデンは、高温の環境で、二硫化モリブデンに変化をするそうです。

つまり、エンジンの燃焼室周辺でのみ、化学変化が起こり
二硫化モリブデンによるコーティング効果が見込めるそうです。

こちらのAmazonレビュー欄に詳しく解説してくれている人がいます。(分かりやすい)

液化モリブデンはディーラー純正オイルでも採用されています。
それはエンジンオイルに既に混合されています。

液化モリブデンはエンジンオイルと適切な混合比で配合することで
最適な効果を発揮するそうです。(それもAmazonレビュー欄に詳しく書かれてます)

ですので、用法用量はよく守って使用したほうがいいそうです。
ちなみに私は先日ちょっとケチってK自動車用を2400ccに入れましたw
でも、体感できるくらい静かにはなりましたよw

つまり、いちばん安心して使うには
純正品と同じように、液化モリブデンが最初から最適な割合で配合されているエンジンオイルを使用することです。

レビュー欄を見ると評価はとてもいいですね。

気になるレビューは
—————–
普通はオイルを入れた直後が一番静かだけど
このオイルは少しするとより静かになる
—————–

これって、燃焼室内でコーティング効果が見込める
ってことをしっかり現していることだと思いました。

まとめ

私は以前は2硫化モリブデン主義でしたが
現在では2硫化モリブデンのエンジンオイル添加剤自体が見られなくなりました。
主流は液化モリブデン、というよりも液化モリブデン一択になってしまったわけです。

ということで、これからは液化モリブデンで良い商品を探していきたいと思います。

今一番気になっているのはこれです。
まずは次回、これを試そうと思います。

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