エスティマはタイミングチェーン ベルトとの違い

タイミングベルトはよく聞くと思いますが、タイミングチェーンって、そんなに聞き慣れないかもしれませんね。
私自身が、タイミングベルトという言葉は以前から聴きなれていましたが、タイミングチェーンは聞きなれない言葉でした。

マイカーのエスティマさんはタイミングチェーン
少し前までマイカーだったブレビスさんはタイミングベルトです。

調べたり、乗ったり、比べたりしてその特徴が分かってきたので書き綴っておこうと思います。

タイミングチェーン

タイミングチェーンは、実は昔は定番だったメカニズムのようです。
ですが、一時はタイミングベルトに押されるようになって
今ではまたタイミングチェーンも盛り返してきている模様です。

メリットとしては、交換の手間が必要なく、30万キロくらいは耐久性があるらしいこと。
デメリットとしては、うるさいこと(以前よりは解消されているらしいが、それでも気にするとうるさい)と、いざ交換という時には費用がかかるっぽいこと。

タイミングチェーン は、もともと交換する目的で設計されていないらしいです。そのため、交換するには結構な手間がかかるみたいで、工賃もお高くなる傾向があるそうです。それでも、30万キロ程度なら交換の必要はないらしく、一般的な感覚からしたら30万キロという距離数はガソリン乗用車としては廃車相当だと思われます。そう考えるとコストパフォーマンス的にはいいものと思います。ただ、音に関しては聞き比べると分かりますが、まあ、うるさいですね。

タイミングベルト

タイミングベルトは、タイミングチェーン の性能がまだそれほど良くない時代に出現した(と思われる)メカニズムです。
ゴム系のベルトを使用するので、とにかく静か。高級車はタイミングベルトが採用されることが多いでしょう。それと、タイミングベルト全盛期の車の多くはタイミングベルトだと考えられます。(全盛期だから当然かw)

メリットとしては、とにかく静か、ってこと。
デメリットとしては、十年または10万キロ程度毎に交換が必要ってことです。ですので、定期的に費用が必要になります。それと、同時にウォーターポンプの交換も勧められるのがほとんどなので、費用も安くはありません。タイミングチェーン方式が30万キロ無交換と比べると、タイミングベルトは30万キロのうちに2回はタイミングベルトの交換が必要になります。それだけで10〜20万円程度の費用がかかりますから、30万キロまで乗ると考えた場合のコストパフォーマンスはよくないですね。ですが、それを補ってあまりあるくらいの静粛性はあると思います。高級車が軒並みタイミングベルト方式を採用しているのもうなづけます。

そんな感じで、エスティマさんはタイミングチェーン方式なのですが、(うちは2400cc)結構エンジンはカシャカシャとうるさく感じます。
良いオイルを入れると交換直後は結構静かになりますが、オイルが劣化してくるとうるさくなってきますね。
まあ、エスティマは高級車とは言えないくらいの立ち位置だと思うのでそれはそれでいいと思いますが、同じエンジンを採用しているアルファード・ヴェルファイアに関しては、ちょっといただけないかなと思うところです。

ただし、V6 3500ccのエンジンは2400のそれとは異なり、結構静かでいいエンジン音がします。
2400と3500のラインナップがあるのもうなづける、と思うくらいオススメは3500ccですね。

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