2021年現在、自動車のエンジンの主流は「直噴」ですよね。
自動車の低燃費は、なんとなく
・エコ運転
だと思われると思います。
ですが、直噴エンジンに限ってはそうとも言えません。
ということで、私なりですが、直噴エンジンの低燃費について書いてみたいと思います。
まず、直噴エンジンの問題点について
・カーボンが溜まる
・吸気バルブ、排気バルブにカーボンが付着してシール性が低下する
・スロットルバルブボディにカーボンが付着して吸気に影響
そんなことがあります。
そして、これらの問題点が起きる原因としては
・エコ運転
が挙げられるでしょう。
直噴エンジンは、燃焼室内に直接燃料を噴射するのが特徴で
そのため、燃費良く、出力も出るのが直噴エンジンの特徴ですね。
しかし、その反面、燃焼室内の温度が下がることと
燃焼が不均一になるのが原因で、カーボンが溜まってしまいます。
直噴エンジンは、新しいうちはカーボンが蓄積しておらず
特に問題もなく良いコンディションでいると思いますが
走行距離を重ねるうちに、カーボンが蓄積し
コンディションは徐々に悪くなっていきます。
バルブのシールが低下することによって
燃焼室内の圧縮率が下がり、性能は低下していきます。
そのため、直噴エンジンの場合はエコ運転が必ずしも良いとは言えないと言えるでしょう。
では、直噴エンジンの問題を解消するにはどうしたらいいでしょうか?
という話になります。
カーボンを蓄積させないためのヒントは
・燃焼室内の温度を上げる(カーボンを燃やす)
・カーボンを除去する
となります。
そのためには
・エンジンをぶん回すことで温度を上げる(ことも必要)
・PEAなどのガソリン添加剤を使ってカーボンを予防する
・エンジンフラッシュやワコーズ・レックスでカーボンを除去する
などが有効です。
エコ運転もよろしいのですが
適度にエンジンをブンブンやってあげましょう。
たまにはレッドゾーン直前前回すのもいいと思います。
PEA配合のガソリン添加剤としては
最も有名なのは、ワコーズ フューエルワンだと思います。
フューエルワンはAmazonが最安です。
フューエルワンは最適と思いますし
Amazonはかなりお安いと思いますが、
それでもコストとしてはちょっと厳しいものがあるかもしれません。
その場合は、廉価品としてAZがおすすめです。
大体、同じ値段で2.5~3倍くらいの量が変えます。
(PEAの内容量は分かりませんが)
5本セットよりお得な10本セットや300ml缶の商品もありますので
選択肢はかなり増やせます。
PEA添加剤を使用することで
カーボンの発生自体を抑制することと、多少なりともカーボン除去の効果も期待できます。
エンジンフラッシュとしてエンジン内部の洗浄をするには
基本的には専門店のサービスを使うほうが良いと思いますが
個人でできるケミカルもあることはあります。
例えば
遅効性のエンジン清浄剤ですが
ある程度、エンジン内部をきれいにすることができるようです。
ただし、ピストンの下がメインなので、燃焼室内やバルブをきれいにする効果があるかは微妙なところです。
だとしても、エンジンの全体的なコンディションを上げるには有効な商品でしょう。
業者にお願いできるカーボン除去で最も有名なのは
ワコーズのレックスだと思います。
これは、例えばグーピットなどで
検索することで、施工できる業者を探すことができるでしょう。
参考までに、レックスの施工金額は10,000円程度です。
高すぎる業者には注意しましょう(笑)
まとめ
ということで、直噴エンジンの低燃費としては
・たまにはブンブンエンジンを回す
・PEAを添加してカーボンを未然に防ぐ
・定期的にワコーズレックスなどでエンジン内部をきれいにする
が最もおすすめと思います。
もちろん、主観なので、ご自身の判断の参考程度にされてください。