昨今、ガソリン自動車の(HVもだけど)主流は直噴エンジンです。
直噴エンジンの特徴として
・燃費が良い
・排気量とパワーの効率が良い
・燃焼室内の熱が上がりにくくノッキングが少ない
というようなメリットが挙がられます。
しかし、同時に
・カーボンが溜まる
・コストが高い
というデメリットも挙げることができます。
コストが高い、というのは初期投資であって、買った後にできることはないので、この記事では触れません。(笑)
一番重要なのは、カーボンが溜まる、ということではないでしょうか?
このカーボンくんが悪さをすることで、走行距離が伸びるほど、直噴エンジンは調子が悪くなっていきます。
20年くらい前のトヨタの車種では
・イプサム
・ガイア
などを始めとした車種がエンストを起こす事例があり
リコールの手前の状態(要整備状態?正式名称忘れた)の対応をしました。
その際は、エンジンクリーニングをしての対応だったかと思います。
私もガイアに乗っていましたが、エンストまでいかなかったのでリコールに気づかず、調子の悪い車に乗り続けていました。今思うととても残念なことです。(トヨタも前向きな情報発信をしていませんでした)
さらにもっと前にはリーンバーンエンジンなんて物がありましたね。
たしか、コロナプレミオとか、そのへんの車種に搭載されていたかと思います。
リーンバーンも発売当初は騒がしい感じの印象でしたが、少し時間が経つと良くない印象の噂が目立つようになった覚えがあります。
と、前置きが長くなりました(笑)
私は少し前にこの直噴エンジンのデメリットを知ったのですが
それから車の乗り方を少し変えました。
その結果、なんか最近いい感じなので、その前後についてご紹介したいと思います。
以前の乗り方
・エコランプがつくようにゆっくり走る
・オイル添加剤を入れてゆっくり走る
・オイル交換は7000-10000kmくらい
こんな感じでした。
その後、乗り方を変える前に、こんなメンテナンスをしました。
・ワコーズ eクリーンプラス投入
・ワコーズ フューエルワン投入
・その後、オイル交換とエレメント交換
運転は次のように変更しました。
・エコランプは気にしない
・たまにエンジンをぶん回す(ベタ踏み)
・3速4速固定で4000回転くらいの定速走行をたまにする
簡単に言うと、
・ワコーズ eクリーンプラス投入
・ワコーズ フューエルワン投入
・その後、オイル交換とエレメント交換
この3つでエンジンをまず切り替えて
それから、エンジンをしっかり回す運転にした、ってことです。
結果、何が起こったかというと…
燃費が良くなりました!
エコモード無視
ぶん回し
なのに、燃費改善です。
これは何を狙ったかというと、
直噴エンジンのデメリットである「カーボン」対策です。
トヨタの営業のおじさんが言っていたのは
「そんなのは高速言ってぶん回してきたらいいよ」
その当時は理解できなかったけど、こういうことか。
直噴エンジンは、熱が上がりにくいのでカーボンが燃えない、という考え方です。
クリーンディーゼルはたまにエンジンがブォー!と唸るときがありますが
あれは溜まったカーボンを燃やしている、ということらしいです。
それと同じ考え方で、とにかく熱をかけてやる。
そのためには、たまにぶん回す、という結論に至りました。
うちの車はぶん回すことでカーボンが多少なりともきれいになって
エンジンの環境が改善されて、燃費改善につながったんじゃないかな
そう個人的には思っています。
直噴エンジンは、ちんたら乗っていたらすぐにダメになります。(と思います)
燃費燃費、なんて言ってるとストレスも溜まります(笑)
そしてカーボンもたっぷりと溜まります(笑)
直噴エンジンは、ぶん回して乗っていきたいですね!